天然石(パワーストーン)を初めてお知りになった方、またどんな物かご存知ない方のために、ここでは天然石(パワーストーン)
とはどのような物であるかをご紹介致します。
天然石とは、地球上で産出される天然資源で、主に鉱物・海産物・岩石・鉱石・化石などの石の事を言います。
鉱物は、この地球上に4,000種類ほどあるとされており、その中でも天然石(パワーストーン)として扱われるのは
約300種類と言われ、そしてさらに、宝石(ジュエリー)として扱われるものは約70種類と言われています。
また、 天然石は自然界の神秘的な力(パワー)が宿っているとされている事から「パワーストーン」と呼ばれ、
世間一般には御守りとして、ご自宅や会社の事務所などに飾られる装飾品として活用したり、
人々の間では、御守りやファッション感覚でオシャレなアクセサリーとして身に付ける事で広く知られています。
天然石にはそれぞれ意味が込められているので、差し上げられる方の想いが込められた趣向が、プレゼントなどにも
最適でよくご利用いただく事も多いです。
| 天然石の歴史を紐解くと、それはもちろん地球が誕生した46億年も 前に遡ります。 何故なら天然石は、地球の自然環境が生み出した天然資源であり、 鉱物であるからです。 地球の誕生とともに天然石の歴史はすでに始まっているのです。 では、人々の間で装飾品等として使われ始めたのはいつ頃から でしょうか。 天然石(パワーストーン)にまつわる様々な書物は多く存在しますが、 どうやら世界最古となる古代文明メソポタミア時代にはすでに 利用されていたようです。 メソポタミア文明というと、"紀元前3000年〜4000年"という事に なりますから今から考えるとざっと約5〜6000年くらい前となります。 |
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天然石は最初、当時のお城やピラミッドの外壁や棺の中の装飾として、また時には文明の繁栄や豊穣を祈願して使用され、
「ラピスラズリ」や「カーネリアン」などを使用していた後があったそうです。
狩猟民達の間では、マンモスを狩るための槍に黒曜石(テクタイト)を使用していたりもしたそうです。
そして、天然石はその後、古代エジプト、古代ギリシャ時代においても利用されていた経歴が残されていて、時には石を砕き、
溶かして画材具や化粧道具、治療薬としても使われ、アクセサリーとして以外にも様々な用途で用いられていました。
かのクレオパトラやツタンカーメンなども装飾品として身に着けていたと言われています。
このように、かなり古くから天然石が愛され、利用されてきた歴史がまた、今日に伝わるその石に込められた
不思議な力の存在を示してきたのかもしれませんね。
「天然石(パワーストーン)」と聞くと、「宝石(ジュエリー)」の事を想像される方もいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げれば、「天然石(パワーストーン)」も「宝石(ジュエリー)」も同じです。
では、何故、呼び方に違いがあるのでしょうか?
基本的な考え方としては、「宝石(ジュエリー)」には、「定義」という物が存在します。
(※一言で「宝石(ジュエリー)」といっても、正確には「ファインジュエリー」や「コスチュームジュエリー」など、
材質や形態、使い方などに併せて呼び方が変わりますが、ここでいう「ジュエリー」とは、いわゆる指輪やペンダント
などの貴金属についている高価な宝石の事を大枠として「宝石(ジュエリー)」と総称させていただきます。)
「宝石(ジュエリー)」の定義とは、"希少性が高く、年月を経ても劣化しない硬さや強さ、美しさを兼ね備える"
天然石とされ、一般的には「貴石」と呼ばれたりするものがそれにあたります。
一方で、「天然石(パワーストーン)」は"ジュエリーとしての基準には満たさないものの、素材としては同質"
の物であると言われ、「ジェムストーン(半貴石)」と呼ばれたりもします。
しかしながら、この基準分けには明確な指標はなく、ここの部分は個人差が生まれるところでもあります。
つまり、「宝石(ジュエリー)」も「天然石(パワーストーン)」も同じ"宝石"であり、"天然石"なのです。
その石の品質によって、都度、呼び名が異なって使われているのです。
尚、宝石(ジュエリー)についても、パワーストーン特有とされる石の力(エネルギー)は存在し、天然石(パワーストーン)
よりも強いエネルギーが込められていると言われています。
