

天然石(パワーストーン)をお選びになる際に、気を付けていただきたいご注意点をいくつかご紹介致します。

天然石(パワーストーン)は、地球上から採れる自然の産物です。
その為、ほぼ全ての石に"クラック"と呼ばれる傷、裂け目や"インクルージョン"と呼ばれる内包物が存在します。
これは天然石であるがゆえに、鉱物を形成する過程において起きる自然による事象であり、
裏を返せば、"天然石"の印でもあります。
傷(クラック)の入り具合は、各石ひとつひとつによって異なります。
石によっては、傷(クラック)が原因で欠けたり、割れてしまうといった事がございますが、まったく傷(クラック)が
存在しない石はほとんどございませんので、天然石(パワーストーン)を選ばれる時のひとつの指標にされると良いでしょう。
※ご購入後の傷(クラック)を理由とした返品・交換はできませんのでご注意ください。
※店舗では、ご購入前に天然石の一石一石をお手に取り、お客様ご自身の目でご確認いただく事ができます。
また、自然界で石を形成する過程において、インクルージョン(内包物)が入り込み、黒い濁点が見えたり、苔が入り込んだ
天然石(パワーストーン)もございます。
石の見た目の良し悪しは別にして、そのインクルージョン(内包物)が入り込む事で、その石に付加的エネルギーが追加される事
もあると言われていますので、エネルギー概念上、傷(クラック)の具合を気になさるお客様には一概に悪い石とは限りません。

天然石(パワーストーン)には、オーストラリアの鉱物学者モース氏が考案した「モース硬度」と呼ばれる石の硬さを尺を図る
尺度指標というものがございます。
この尺度指標は全10段階の度数に分かれていて、10に近くなるほど、"硬い石"として扱われています。
天然石(パワーストーン)石を選ばれる際に、石の欠けや割れを気にされるお客様は、その石のモース硬度をご確認ください。
但し、ご注意いただきたいのは、「モース硬度」とは、厳密には「石を引っ掻いた時に傷が出来るかどうか」の指標であり、
「叩いて割れるかどうか」の指標ではございませんので、例え硬度10を示す石であっても衝撃により割れる事がございます。
全ての石には、「劈開性」と呼ばれる石特有の性質があり、「ある一定方向に対し、割れやすい一面」が存在します。
石を落としてしまった時など、落としどころが悪いと、どんなに硬い石であってもアッサリと割れてしまう事がございます。

※滑石…タルク 石膏…セレナイト 方解石…カルサイト 蛍石…フローライト 燐灰石…アパタイト 正長石…ムーンストーン 黄玉…シトリン 鋼玉…サファイア 金剛石…ダイヤモンド

天然石(パワーストーン)の種類は約300種類にまで及ぶと言われています。
また、それぞれの石もひとつひとつに特徴があり、見た目も異なりますので、どれを選んで良いか分からなくなる場合も
あると思います。
天然石(パワーストーン)の選び方には、様々な観点による方法が存在しますので、ここにいくつかご紹介したいと思います。
① 直感で選ぶ
ご自身の感覚を頼りに石を選ぶ方法です。
潜在意識の中で、今ご自身が一番必要としている石を、直感を通じて選び出す方法です。
これが数ある全ての石の選び方の中でも、一番基本となる選び方とも言えるでしょう。
なんとなく気になっている石の意味を聞かれ、お答えすると「まさに今ご自身が必要とされている意味だった」
というお客様も沢山いらっしゃいます。
② 石の意味で選ぶ
天然石(パワーストーン)には、石それぞれに対し、意味があると言われています。
店舗では、パワーストーンリストを、オンラインでもそれぞれの石の意味をお載せしています。
ご自身が今、必要としている意味の石を探していく方法です。
意味を重視して、石を選ばれると、ご自身が必要としていた意味の石が、必ずしもお気に召していただける色とは
限らない点にご注意ください。
③ デザインで選ぶ
天然石(パワーストーン)をファッションとして、見た目重視で選ぶ方法です。
石の意味は全く気になさらず、アクセサリー感覚で組み合わせていく方法です。
ご自身のデザイン感覚でお作りになった石は、お持ちの洋服にも合わせやすく、その日の気分やパターンによって
付け替えられるお客様も多いです。
但し、デザイン的にはご納得の天然石ブレスレットでも、石の意味で見るとバラバラに組み合わさる可能性がある点に
ご注意ください。
④ オーリング・テストで選ぶ (※第三者が必要です。)
これは、どの石を選べばいいか迷い、ご自身の直感を頼りにできない場合に用いる選び方のひとつです。
1.利き手の「親指と人差し指」、「親指と中指」、「親指と薬指」の指先をくっつけてリング(輪)を作ります。
2.利き手と反対の手で、迷った天然石(パワーストーン)を持ち、利き手で作った指先のリング(輪)に力を込めます。
3.第三者が、その指先にリング(輪)を左右にひっぱりはずそうとしてみてください。
4.その時に指先に入れた力がより強くなる場合は、その天然石(パワーストーン)はその方に適していると言われています。
5.指先に入れた力が弱く、簡単に離れてしまう場合は、その天然石(パワーストーン)はその方向きではないとされています。
⑤ ペンデュラムで選ぶ (※ペンデュラムが必要です。)
これも④同様に、どの石を選べばいいか迷い、ご自身の直感を頼りにできない場合に用いる選び方のひとつです。
「ダウンジング」と呼ばれる方法でご自身に合った天然石(パワーストーン)を探し当てるのですが、「ペンデュラム」と
呼ばれる先のとがった水晶を吊るした振り子を利用します。
1.「ペンデュラム」の鎖の部分を親指と人差し指でつまむように持ちます。
2.天然石(パワーストーン)の前に、ペンデュラムをかざし、心の中で「これはご自身にあった天然石かどうか」を訊ねます。
3.その時に「ペンデュラム」が右回り(時計回り)に動き出した場合、その石はその方に適していると言われています。
4.その時に「ペンデュラム」が左回り(反時計回り)に動き出した場合、その石はその方向きではないとされています。